試験勉強に集中できない理由
先日、ファイナンシャル・プランニング技能検定、いわゆるFPの2級を受験した。
人生100年時代だということを考えると金融知識はマスト。保険知識や会計、税務の知識も仕事に活かせるし、深いところを学ぶことで、より業務に対するモチベーションも上がるのではないかと考えた。
そして、今年の2月から勉強を開始した。
結果、試験は散々なできだった。自己採点午前午後共に5割。試験前の1ヶ月間体調を崩しがちだったのでほとんど勉強できなかったが、勉強期間は十分あったのに、中々身に付かなかった。
実感として、集中して勉強ができなかったイメージ。テキストを読んでいるうちに、ぼ〜っと別のことを考えたり、眠くなってしまったり。
今回は何がダメだったのかを、学ぶ場所、時間帯の観点で分析する。
1.朝の通勤バスでの勉強
約40分勉強ができる。誰にも邪魔されない。
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通勤バスは勉強に向かない。朝はよほど集中することがないと、バスの揺れと、二日酔いなどの日にバスで寝る習慣の反射で睡魔に勝てない。一度眠くなると、何をしても眠い。本を持ち上げて読んでも、いつのまにか寝てしまい、落として起きることもあった。
2.朝の通勤電車での勉強
電車に乗っている時間と、バス待ちの時間を合わせると30分。立っていることもあり、勉強は進む。
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悪くはない。ただ、時間が短いことや、その日の体調、精神面に左右されることも多く、スマホを触りたい欲求に負けることがある。朝一は気持ちを強く持たないと、別のことに意識が行きがち。また、仕事のことをつい考えてしまうことも多い。
3.昼休み
基本的に邪魔されない。30分程度勉強ができる。
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昼寝を優先したい。ここで頭を使うと、午後の仕事に響く。
4.帰りのバス
30分程度勉強ができる。頭が仕事で覚醒しているので眠くならず、勉強に集中しやすい。
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仕事のストレス度が高かったりして疲れていると、スマホや漫画に逃げがち。漫画をやめれば勉強に頭が向くかもしれないが、漫画はストレス解消の手段でもあるので難しい。また、冴えている気がしているだけで、頭はヘトヘト状態のはずだから、頭に入りづらそう。
5.帰りの電車
15分程度勉強ができる。
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急行は混んでいて本が開けない。スマホを使えば勉強できるが、集中できる環境ではない。勉強はできるが効率的ではないし、本が使えないのは痛い。
6.風呂の後から寝るまで
妻子が寝ていれば2時間ほど勉強ができる。
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一番時間を確保できるが、色々効果に疑問あり。例えば、頭は疲れているため、本当に効率的かが疑問。
座ると寝てしまうため、立って勉強しているが、これも集中力が高まっているか疑問。
宴会や体調不良のときはできず、勉強の習慣が途絶えてしまう。
眠くなむてくると暗記や読み物はきつい。
7.休日の午前中
2時間程度勉強ができる。前日宴会が無ければもっとも集中できる。リビングとは別室でやるので、家族の声もほとんど聞こえない。
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家族の時間が優先のため、用事がある場合はできないことも。この時間だけを頼ると、用事で勉強できなかった時に、前回勉強から2週間開くことになり、習慣を維持できない?
8.休日の午後
やろうと思えばどこまでも勉強できる。お酒も抜けていることから、二日酔いの日は午前よりも有効。
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休日モードに入っているため、ストレス度が高い。日曜の午後は特に。午前同様に家族の時間優先。
結論
結局はどれも一長一短。働きながらの勉強は難しいという事なんだろうな。働いている以上、多くの勉強時間を確保することは難しい。うまくバランスを取って、学ぶ内容に合わせて場所と時間を選択することを検討していこうかとおもう加えて、効率的効果的な勉強の仕方なども考えていく。